オオスズメバチの特徴

頭が黄橙色、胸が黒色、腹部は黄橙色と黒色の縞模様の、親指大の大きなハチ。日本のハチの中で最大の種で、スズメバチの仲間としては世界最大。


b3>性格
非常に獰猛で気性が荒く、毒も強い。
他のスズメバチは通常では巣に近づいたり、蜂そのものを刺激しなければ即座に襲ってくることは殆どないが、オオスズメバチは巣から離れている場合にも積極的に人間を襲うことが見受けられる。例えば一匹が樹液を吸っている場合に人間が近づくとこちらへ体を向けます。さらに近づくとそのまま刺しに飛んできたりします。

営巣場所
土の中や、大木の根っこ付近、木のうろなどの閉鎖空間などの地面に近い場所に巣を作る。そのため、稀に住宅の床下などにも営巣する。

オオスズメバチについて

木の根元などの土中、樹洞、人家の床下、屋根裏などの閉鎖空間に営巣する。巣は、枯れ木などから集めた繊維を唾液のタンパク質で和紙のように固めて六角形の管を作り、この管が多数集まった巣盤を数段連ねて巣を構成してるのが特徴です。日本に生息するハチ類の中で最も強力な毒を保有していて攻撃性も非常に高い非常に危険な種である。オオスズメバチ日本亜種が持っている毒の半数致死量 (LD50) は4.1mg/kg。毒液中にはアルコールの一種からなる警報フェロモンが含まれていて巣の危機を仲間に伝える役割も果たしている。毒針のほか強力な大顎で相手を噛むことで捕食対象を攻撃する。時速約40kmで飛翔し狩りをする時は1日につき約100kmもの距離を移動すろことができる。

オオスズメバチの活動時期
オオスズメバチの活動時期は、一般的には4月から10月頃までです。この期間中、女王蜂は巣を建設し、働き蜂を生産し、巣を拡大していきます。夏季には、オオスズメバチの巣は最大になり、数千匹の蜂が生息することもあります。巣が最も活発になる時期は、8月から9月頃とされています。

巣の見極め方
オオスズメバチの巣を見極めるには、以下のような方法があります。

空中で巣を発見する：オオスズメバチの巣は高さ5m以上の場所につくられることが多いため、木々の上や屋根の上など、高い場所に注意して見ると見つけやすいです。
地上で巣を発見する：オオスズメバチは地面にも巣を作ることがあります。草丈が高く、日当たりが悪い場所につくることが多いので、注意して歩き回る必要があります。
飛行する蜂の観察：蜂が何度も同じ場所に行ったり、戻ってきたりするのを観察すると、その周辺に巣がある可能性が高いです。
蜜のにおい：オオスズメバチは蜜を採集するため、近くに巣がある場合は、蜜のにおいがします。蜜蜂とは異なり、蜜のにおいはかなり強烈で、わかりやすい特徴となっています。

以上のような方法で、オオスズメバチの巣を見つけることができます。ただし、自己判断で駆除を行わず、専門業者に相談することをお勧めします。

オオスズメバチの毒性と攻撃性について
オオスズメバチは、日本に生息する大型のスズメバチであり、以下にオオスズメバチの毒性と攻撃性についての情報を提供します。

●毒性: オオスズメバチの毒液は非常に強力で、他のスズメバチやハチと比較して毒性が高いとされています。刺された場合、非常に強い痛みや腫れ、赤みが現れることがあります。また、毒液中にはアセチルコリンやヒスタミンなどの物質が含まれており、アレルギー反応を引き起こす可能性もあります。オオスズメバチの刺傷は、個人によって症状や反応が異なる場合があります。
●攻撃性: オオスズメバチは巣を守るために攻撃的になることがあります。巣に近づくことや巣を威嚇する行動をすると、襲われる可能性があります。また、オオスズメバチは単独で攻撃するだけでなく、巣を守るために集団で攻撃することもあります。集団での攻撃は非常に危険であり、命に関わる危険性もあるため注意が必要です。

オオスズメバチの巣を見つけた場合は、巣の近くに近づかず、巣を刺激する行動を避けることが重要です。巣を駆除する場合は、専門のハチ駆除業者に依頼することをおすすめします。オオスズメバチの巣は危険であり、自己処理は危険を伴うことがあります。専門家は適切な装備と知識を持っており、安全かつ効果的に巣を駆除することができます。自己判断せずに専門家の意見を仰ぐことが重要です。

ハチの被害が多くなるのが暑くなってくる時期からです。いろいろな被害でお困りの時には、電話相談も承っておりますのでご気軽にお電話下さい。

宅地内にハチが巣を作りやすい場所です。シグナルとしては、ハチの目撃が多くなることです。