巣の入り口あたりを狙って殺虫剤を噴射するとよい
事前準備が大切である
自分で蜂の巣を駆除するときには、蜂から身を守るために必ず準備する物を身につけてから対処する必要があるのでご紹介しておきます。
●防護服
蜂を退治するときには必ず防護服を着用してからおこなってください。通販やインターネットショッピングなどで販売されている蜂駆除専用の防護服を購入してから蜂の巣を駆除することが大前提となります。しかし購入するとなると、1着だけで数万円の費用がかかってしまいますので自治体によっては、防護服の無料貸し出しを行っている自治体もありますので市や区役所などの役場に確認をしてから購入するか考えてみてください。また、民間のレンタルサービスを利用するといった方法もございます。
どちらも用意できない環境でしたら、できるだけ白色に衣服で襟や袖口にすき間のない、作業着など厚手の長袖・長ズボンを着用した上にレインコートを重ね着します。
この時に注意が必要になってくるのが防護服でもミツバチ用とアシナガバチ・スズメバチ用では生地の厚みが異なります。とくに、スズメバチを退治するときに着用する防護服はスズメバチの針にも耐えられるものか必ず確認しておきましょう。
●手袋・長靴
手袋や長靴が必要となります。こちらも厚手のものを用意して8からの攻撃を防ぐためにも重要なアイテムのひとつとなっています。
●殺虫剤
蜂の巣に安全に近づくためにもハチ用の殺虫剤を使用します。ホームセンターやドラッグストアなどで手軽に販売されています。
注意点としては、蜂とゴキブリ、ハエなど用の殺虫剤では効果が限定されてしまいますした維持することもできない場合があります。例えば、生命力の強いゴキブリを一瞬で退治できる殺虫剤でも蜂を退治するのに数分かかることもありますので殺虫剤を購入するときは、蜂駆除用の殺虫剤を購入してください。
●長い棒
蜂の巣に直接手で触れるのはたいへん危険が伴います。長い棒を使って蜂の巣を落としてから対処すると効率よく排除できます。
●ゴミ袋と虫取り網
軒先や屋根などに営巣していた蜂の巣を落としたらゴミ袋に入れて処分します。虫取り網があれば網の内側にゴミ袋を入れて棒で叩き落すことで蜂の巣を袋に入れやすくなります。
蜂の巣を駆除するのにはリスクを伴いますので入念な安全対策が求められます。少しでも不安があるようでしたら蜂駆除業者にご相談ください。
蜂に刺される被害にあわないために
蜂に刺される被害を防ぐためには、以下のような対策が考えられます。
●飲食物や甘い匂いを放置しない
蜂は甘い匂いに集まるので、食べ物や飲み物を放置しないようにしましょう。
●明るい色の衣服を避ける
蜂は明るい色に反応することがあるので、暗めの色の衣服を選ぶと良いです。
●静かに動く
蜂に刺されたくない場合は、蜂が興奮しないように静かに動きましょう。
●蜂がいる場所に近づかない
蜂が巣を作っている場所や、蜂が集まっている場所には近づかないようにしましょう。
●虫よけスプレーを使う
蜂が多くいる場所には、虫よけスプレーを使うと良いでしょう。
●裸足で歩かない
蜂に刺される原因の1つに、裸足で歩いてしまうことが挙げられます。蜂が多くいる場所では、靴を履いて歩くようにしましょう。
●窓やドアを閉める
蜂が室内に侵入してくるのを防ぐために、窓やドアを閉めるようにしましょう。
●アレルギーのある人は、対策を徹底する
蜂に刺されたことがある人や、アレルギーがある人は、刺される可能性がある場合には、特に注意して対策を徹底するようにしましょう。
蜂からの被害を避ける方法
蜂からの被害を避けるためには、以下の方法が役立つ場合があります:
・静かに行動する:蜂は音や振動に敏感ですので、静かに行動することで彼らを刺激することが少なくなります。
・香りや甘い匂いを避ける:蜂は甘い匂いに引き寄せられることがありますので、甘い香りのついた香水やローションを控えることが重要です。
・明るい色の衣服を避ける:蜂は明るい色に対して攻撃的になることがありますので、できるだけ地味な色の衣服を選ぶことが望ましいです。
急な動作を避ける:蜂が近くにいる場合には、急な動作や手振りを避けましょう。ゆっくりと静かに退散することが大切です。
巣に近づかない:蜂の巣に近づかないように注意しましょう。巣が近くにある場合には、巣の周辺を避けるか、できるだけ早く巣の駆除を依頼しましょう。
・窓やドアを閉める:室内に蜂が入らないようにするために、窓やドアをしっかりと閉めておくことが重要です。
・飲食物を適切に管理する:屋外で飲食物を摂る場合には、食べかけの食べ物や甘い飲み物を適切に管理しましょう。蜂が引き寄せられることがないように注意しましょう。
・駆除業者に相談する:蜂の巣が近くにある場合や、蜂の被害が深刻な場合には、経験豊富な駆除業者に相談することをおすすめします。専門家の指示に従い、安全かつ効果的に駆除を行いましょう。
以上の対策を実施することで、蜂からの被害を最小限に抑えることができます。しかし、蜂に刺された場合や巣が近くにある場合には、自身の安全を最優先に考え、速やかに専門家に相談することが重要です。